2009年08月17日

BGMの選定基準。

ボーカロイドを持ってもいないのに、前回のエントリはるらぴ新OPのルカの調声がどうとか書かせていただいたわけですが。

そう書きながら「ウチも人の事言えないよなぁ」と思ったりもしています。

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凛々鉄道の動画では、本社最終回と、鳥兜の4話以降は、走行シーンにVocaloidやUTAUの曲をよく使うようにしています。
今まで使っていたオフボーカルの曲だと、少し薄っぺらいかなという気がしましたので。

で、最初のうちはメロディさえ良ければ、多少調声が悪くても「まぁ、いっか。」で使っていました。ただ、そのうちブログ等でBGMについての記事を目にするようになってからは、やはり自然に聞ける曲のほうが良いのかな‥‥‥と思うようになってきましたので、今はそこそこ厳しめの基準で選定しています。

で、その選定基準をつらつらと書いても良いのですが、たぶん抽象的な内容になってワケが分からなくなりそうな気がしますので、ここでは今までに動画で使ったBGMの選定理由を書き連ねようと思います。
(どうせなので、ついでにVocaloid系以外の曲についても書いてみます。)
 
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【凛々鉄道(本社)1話】
使用曲:PC版A4の「渓谷」「ジオフロント」

この頃は、とにかく「変な物を上げたらコメントでボコボコに叩かれる」という先入観がありました。
そこで、「A列車のプレイ動画でA列車の曲を使うのだから、違和感を感じる人はまず居ないだろう。」という考えのもと、一番無難そうなBGMを使いました。
とは言え、A7の曲だと、プレイ中にいくらでも聞けるため、食傷気味の人もいるだろうと思いましたので、懐かしい「A4」の曲をチョイスしました。
なお、OP曲は他の多くの動画と同じように「てってってー」を使っていましたが‥‥‥当時は「てってってー」が大好きだったんです。最初あの曲を(酷道動画で)聞いたとき、「これは是非いつか自分の動画で使ってやろう!」と思ったぐらい好きでした。
実際、良い曲だと思うんですよ‥‥あちこちで使われすぎてるだけで。

【凛々鉄道(本社)2話】
使用曲:SFC版シムシティの「Village」「Town」

この頃から、使用BGMは「回ごとに、1つのゲーム(または作曲者)で縛る」という方針を採るようになりました。
ここで白羽の矢が立ったのが、A列車と同じ都市開発のゲームである「シムシティ」です。
第1話で使ったA4のBGMの評判が良かったので、「今度もおっさんホイホイでいってみよう」という考えもありました。
実際、BGMに対するコメントをたくさんいただけて非常に嬉しかったです。
ただ、「BGMに気を取られて集中できない」というコメントも同時にいただきました。そして、このコメントは後々まで私を悩ませ続ける事になります。

【凛々鉄道(本社)3話】
使用曲:アクトレイザー「人々の生誕」世界樹の迷宮「翠緑ノ樹海」(作曲者が同じ)

シムシティの次は、同じく都市開発(?)っぽい要素がある「アクトレイザー」から曲をいただきました。
この辺になってくると、BGMのネタもたくさん浮かんでくるので、あんまり選曲に困ることは無かったです。

【凛々鉄道(本社)4話〜5話】
4話使用曲:大戦略パーフェクト1より「インド軍の音楽」
5話使用曲:F-ZEROより「BIG BLUE」「SAND OCEAN」

この頃から、「シミュレーションゲーム」以外のBGMも使うようになりました。
5話の後半は、本当は「サイレンス」か「WHITE LAND I」辺りにしたかったのですが、展開的に重い曲の方が合いそうだったので、SAND OCEANにしました。

【凛々鉄道(本社)6話】
使用曲:劇的ビフォーアフターから色々。

まあ、この回は元ネタの関係で、この曲以外は考えられませんでした。
もともと「工事」をする番組に使われている曲なので、とても使いやすかったです。

【凛々鉄道(本社)7話〜8話】
7話使用曲:ポポロクロイス物語より「ゴドリフトンネル」「ブリオニア」
8話使用曲:ウルティマ・オンラインから色々と。

実在する路線に「木次線」というのがあるのですが。あの路線を初めて知ったとき、頭の中に流れてきた曲が、この「ゴドリフトンネル」でした。なぜかは分かりません。でも、なぜかそうなりました。
それ以来、「木次線といえばあの曲」という、なんとも(病院に行け的な意味で)おかしな印象が付いていましたので‥‥‥あの路線を建設する時はこの曲! と決めていました。
8話で使った曲は、まあ、なんとなくです。UOの中でも名曲とされていますし、北陰本線の雰囲気に一番近い曲だと思います。

【凛々鉄道(本社)9話】
使用曲:一刻鉄道で使われていた曲から色々と拝借。

本当は、別の洋楽にしようかなと思ったりもしたのですが、もしその曲が、一刻鉄道の第2期で使う予定の曲だったりしたら、かえってあちらの制作の妨げになるかな‥‥‥と思いましたので、曲も丸々パクらせていただきました。
洋楽というジャンル自体が、BGMとして非常に適していますので、とても使いやすかったです。
(個人的な事情により、CD音源は極力使わないようにしているため、今後もよほどの事がない限り洋楽は使わないと思いますが‥‥)

【凛々鉄道(本社)10話】
使用曲:GUILTY GEARより、ミリアとメイの曲。

これも、(病院に行け的な意味で)明日線はロックな曲、というイメージが脳内にありました。
というわけで、迷わずこの曲をチョイス。今になって考えると、全然ローカルとは似ても似つかない曲なのですが‥‥‥でも、冬のローカル線とか、こういう感じだと思うんですよ。工事したのは夏でしたが(ぉ

【凛々鉄道(本社)11話】
使用曲:クラシック曲

ここに来てネタ切れしました。(ぉぃ
ここまで、SFC→プレステ→プレステ2と進んできて、またSFCに戻るのもあれかな‥‥‥と思いましたので、思い切ってクラシックにする事に。
まあ、無難といえば無難だったかな、と思っています。

【凛々鉄道(本社)12話】
使用曲:初音ミク「モノクロアクト」重音テト「かげふみ」「耳のあるロボットの唄」

10話を作っている時ぐらいに「モノクロアクト」の存在を知り、「これは使える!」と思っていました。
実際、ミク曲の中では、相当調声が上手い部類に入ると思います。

そしてその後、なにげに「Vocaloid殿堂入り」タグを辿っていたところ、「嘘の歌姫」がヒット。ここでテトの存在を知り、ここでもやはり「是非ともこの音源の曲を使いたい」と思ったわけです。

最終話なので、普段と違う構成にしよう、という計画はありました。ちょうどゲーム音楽もネタ切れでしたし、最終話までクラシックにする気はありませんでしたので、ここぞとばかりにVocaloid→UTAUというメドレーにしました。
ただ、調声が不安だという思いはありました。実際、最後に使った「耳のあるロボットの唄」は、UTAUのバージョンがかなり低い頃に作られた曲ですので、俗に言う「テト耳」でないと聞けたものじゃありません。(それでも調声レベルはUTAU界隈の中でもかなり高い部類に入るのですが。)

そこで、視聴者の耳をVocaloidで慣らしてから、それからUTAUを使うという構成にしました。さらに、ロボっぽさを誤魔化すために、曲名のテロップもわざわざ入れました。(「耳のあるロボットの唄」というタイトルの曲だから、多少ロボっぽくても許されるかな、とか^^;)

というわけであの曲順になったわけですが、耳ロボの優しい曲調がラストをしっかりと盛り上げてくれたので、結果的に上手くいったかなと思います。「かげふみ」が上手く野流線にハマってくれたのも幸いでした。

でも、この頃から、尺に曲をうまくおさめるために、走行シーンを妙に早回しにしたり、遅くしたり‥‥という、今までにない苦労に見舞われることになります。

【凛々鉄道(鳥兜)1話】
使用曲:聖剣伝説2より「少年は荒野をかける」

本社終了〜鳥兜開始までの間に1ヶ月ほどお休みをいただいたのですが、その間にレパートリーを拡充させました。
で、使ってみたのがこの曲なのですが。

実はこの回、最初っから最後までこの曲を使っています。
開発シーンでも、走行シーンでも、ずっと同じ曲です。

本当はどこかで切り替える予定だったのですが、曲を切り替えるタイミングがつかめず、ずっとこの曲になってしまいました。
この辺り、今でも納得のいかない部分の1つです。

【凛々鉄道(鳥兜)2話〜3話】
2話使用曲:スト2より「ケンステージの曲」「ブランカステージの曲」
3話使用曲:星のカービィより「バタービルディング」「グレープガーデン」

この辺りは、本社と同じ選定基準です。ただし鳥兜になってから、開発シーンと走行シーンの間に「おはよう凛々」が入るようになりましたので、曲の切り替えがとても楽になりました。

【凛々鉄道(鳥兜)4話】
使用曲:聖剣伝説3より「Swivel」重音テト「海に生まれた者のアリア」

この頃からVocaloid/UTAU曲が復活します。
前述の通り、間に「おはよう凛々」が入るようになったため、全然違う曲調の曲を入れても、不自然に感じなくなったため、心置きなく入れられるようになったというのもありますが、それ以上に、ゲーム音楽のネタ切れが深刻だったのもあります。
(聖剣3は途中までしかプレイしていないため、曲をあんまり覚えておらず、今までのように2曲も選び出すことができませんでした。)

で、鳥兜初となるUTAU曲ですが、「歌詞がちゃんと聞き取れる曲だった」ので、これにしました。
調声はUTAUの悪いクセが出ているのですが、この曲はそれがだいぶ誤魔化せていましたので、これでいいかな、と。

【凛々鉄道(鳥兜)5話】
使用曲:ダウンタウン熱血行進曲より「クシコスポスト」鏡音リン「いろは唄」

テトばっかりなのもどうかと思ったので、今回はリンの曲を採用しました。
凛々鉄道ではあまり「ミク曲」を採用していないのですが、私はミク曲が嫌われる原因の1つが「あちこちで使われすぎているため」だと思うんです。
ようするに「ま た ミ ク か」って状態になりやすいのかな、と。
そういう考えがありますので、音源も幅広く使うように心がけています。

という理由で使ったリンの曲ですが、方向幕のシーンにものすごくマッチしましたので、個人的には大成功かなと思っています。
リンといえば鼻づまりが心配でしたが、その声だからこそメロディにマッチしているような曲でしたので、問題ないかなと。
殿堂入りしているような曲ですので、ある意味「鉄板すぎる」のかもしれませんが、殿堂入りするということは、それだけ「調教がうまい」という事にもなるわけで。
なので、有名曲でもけっこう気軽に採用していたりします。

【凛々鉄道(鳥兜)6話】
使用曲:たけしの戦国風雲児より「さむらいさんば」重音テト「虚実快楽」

この回は、BGMにものすごく悩みました。
なんといっても、合うのが無いのです。
当初、開発BGMは「テトリス」のテクノトリスを使う予定だったのですが、どうしても音源にノイズが載ってしまうため、断念。
結局戦国風雲児の曲になりました。

で、それ以上に苦労したのが走行シーンです。
当初からこの曲を使う予定だったのですが、早口すぎるのが最大の欠点でした。
メロディは(個人的に)良いと思うんです。でも、ちょっと歌詞が聞き取れなさすぎるかな、と。
で、色々と代わりの曲を探したのですが、結局合う曲が見つからなかったので妥協しました。

【凛々鉄道(鳥兜)7話】
使用曲:デフォ子「Butterfly」

ローカル線の建設と走行シーンが主な内容だったので、ここは落ち着いた曲を使うと決めていました。
で、採用されたのがこの曲です。音源がゆっくりと同じなので、どうしてもゆっくり声になってしまうのが最大の難点でしたが、まあ、この回はゆっくりが主役のようなものですので、まあいいかなと(ぉ

あと、この回では走行シーンだけでなく、開発シーンもボーカル曲を使用しました。
‥‥というのも、質疑応答に時間をたっぷり取ったため、尺にBGMがおさまりきらなかったからなのですが、これも「落ち着いた曲だから大丈夫かな」で済ませています。

【凛々鉄道(鳥兜)8話】
使用曲:グラディウス3「宇宙空間の曲」巡音ルカ「星屑ユートピア」

開発シーンの曲は、いわば「取っておき」でした。
オッサンホイホイとして十分な威力を持ち、なおかつ曲自体もとても良いという、良いことずくめの曲です。
これ以降の話で使えそうな箇所が無かったので、8話での採用となりました。

で、走行シーン。これは悩みました。
最初はMEIKOの曲にする予定だったのですが、全然合いません。重音テトや欲音ルコの曲も合わせてみたのですが、どちらも調声がイマイチ。
この頃から、ブログ等でBGMについての話を聞くことが多くなったため、中途半端な曲は使わなくなりました。さすがに「まぁ、いっか」じゃ済ませられないかなと。

そこで、「こうなったらルカだ。」と言わんばかりにルカの殿堂入り曲を何曲か聞きました。
その中から、1分聞いて調声が不自然なものは即ウィンドウをクローズし、調声が良くても雰囲気が合わないものはやはり即クローズ。そんな作業を2時間ほど続けて生き残ったのが、今回使用した「星屑ユートピア」でした。
とはいえ、結局「BGMとしてはやかましい」という評価を受けてしまいましたので、やはり失敗だったのかなと思っています。

【凛々鉄道(鳥兜)9話】
使用曲:桃鉄7より「サイコロマーチ」「キングボンビーの曲」桃音モモ×デフォ妹「灰色コーヒーミルク」

ちょうどUTAUランキングでこの曲に出会えたため、選曲は楽でした。
7話でいちど使った作者さんですが、調声がまあまあ上手な上にローカルの雰囲気に合うので、また使わせていただきました。

【凛々鉄道(鳥兜)10話】
使用曲:フリー音源各種

この回は、全部オフボーカル曲で攻めました。
というのも、走行シーンにややこしい説明が入るため、ボーカル曲は絶対に避けたかったからです。
(歌詞という情報が邪魔になってしまうかなと)

というわけで走行シーンには、昔作った動画で使った曲を、そのまま流用しました。曲順までそっくりです。まあ、あんな動画見てる人なんかいないだろうから別にいいですよね(ぉ

そしてPVには、昔ハマったフリーゲームで使われてた曲をチョイス。MIDI全盛期にmid形式で配布されていた曲なので少し不安でしたが、思った以上にサマになったので、まあ良かったのかなと思っています。

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‥‥とまあ、長々とBGMの遍歴について語ってみましたが。
まさかこんなに長くなるとは思いませんでした。

というわけで、そろそろ寝ることにします。ではでは。
posted by T2 at 00:25| Comment(3) | TrackBack(0) | 動画制作関係
この記事へのコメント
音楽の引きだしが小さい自分はどうすれば…。

基本的に「動画がメインで音楽はサブ」というスタンスですが、SEやBGMの効果も小さくはないというのは承知してます(なんといっても ひぐらし原作厨ですし)


走行シーンはトーマスのBGMという鉄道つながりでごまry!
Posted by 牡丹守 at 2009年08月17日 19:30
> 音楽の引きだしが小さい自分はどうすれば…。
双鈴といえばDDR! というぐらいDDRの印象が強いので、全部DDRの曲で埋めても全然違和感ないと思いますよ。
レパートリーの量が心配でしたら鳩急のように、ある特定のシーンだけ毎回同じ曲を使う、というのも十分アリだと思います。

(TV等で放送されているアニメなんかも同じBGMばっかり使っていたりするのですが、全然違和感感じませんし‥‥)
Posted by T2 at 2009年08月17日 23:15
なるほど…。
以前シーン別のBGMを決めてみようとしたんですが、未だしっくりくるのが見つからなかったり(part7のラジオシーンの音源とか)

DDRは元気の出る曲ですので、非常に使いやすいです。
Posted by 牡丹守 at 2009年08月18日 06:47
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